11月15~18日の砂洞日誌
15日。駅前のガラス店に行きガラスを発注。厚みは5ミリ、寸法は100×70センチ。これがわたしの部屋で作業できる限界サイズ。年末は忙しいので出来上がりは17日朝9時だって、しかもここまで取りに来てくださいって・・・まいいか。やけに仕切りが細かくシャイなガラス屋さん。

それらしく仕上がった筐体に、とりあえずアクリル板を置き砂を撒く。
手に、乾いた砂の冷たい感触が気持いい。今度は空間もすっきりして台も安定しているからなおさら。そのまま4時間ほど砂で絵を描きながら台の微調整。立ちぱなしと中腰が腰にキツイので少し台を高くしてみる。本当は脚ペダルでその時の調子に合わせて自在に調整したいところだな、なんて思うが、そっちに凝り始めると収拾が着かなくなりそうなので余計な考えを振り切って砂に集中。Youtubeでウクライナちゃんのライブを見てマネをしたみたり、国吉康夫の画集を引っ張り出して模写したりと、何をしても面白いが巧くはいかない。特に細かい描写が最大の的。下からのハロゲンライトは目にも辛く手も汗ばむ。砂で描く作業は、常に砂を運ぶ作業なので筆の作業よりも労働力が大きく、集中すると20分で汗だく。
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一番気になったのは、やはり照明。インターネットでサンドアニメーションを調べていると、砂のコマ撮りアニメーションを作っている作家に行き当たり、メーキングを見ているとそこにヒントがあった。彼の作業台はガラス面が二段になっている。おそらく上が透明で下が磨りガラス。
これなら光の調節もしやすいし、トレースしながらの練習もできそう。この作家をセンセイと仰ぎ、私の筐体も2段式に変更することを決意。

16日。日昼はテレビの仕事。夕方、地元のハンズに行くが探し物が見つからず、新宿ハンズで調光用のスイッチと加工しやすそうな照明ソケットを物色。
深夜、まだアクリル板の置かれた筐体で砂のレッスンを3時間。
時間を計りながら、線を引いたり円を描いたり、といった基本的と思われる技術を書き出してレッスン。
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17日朝、目覚めと共に砂のレッスン開始。ツーッと綺麗な線が引けるようになった。と思ったら最初の一回だけ。でも、ちょっと巧くなった気がする。
9時、約束通り駅前のガラス店にガラスを受け取りに出かける。少し心配だったがガラスは注文通りの仕上がりだったので、もう一枚追加注文。
筐体を2段式にするための変更点をまとめ、新しい図面を書いてホームセンターに行く。前回は久々のホームセンターで時間がかかったが、今度は二回目なので、わりとスムーズに買い物終了。
部屋で2段式にするための改良に取り組むが、設計に誤りがあって巧く組み上がらない。やむを得ず全て解体し、最初から考え直し。結局この日は成果なし。
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18日。真っ先に昨日の続きに取り組みたいところだが、テレビの〆切が迫っているので日中はテレビの仕事。夕方、少し先が見えたところで仕事を中断し、再びホームセンターに買い出し。
今度はきっちりと仕上がる。
深夜の寝静まった時間、箱の中に仕込んだ灯りにぼんやりと照らされて砂を操る。
怪しく、そして清楚な時間に酔いしれる。実際、酒飲んで酔ってるんだけど。
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by hikosukea | 2011-01-07 11:31 | ●舞台ライブの仕事
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