ケイトラクワガタ 体長52mm
 グーグル翻訳でクワガタムシを調べると、多くの国では、雄鹿の角や力強さを象徴するようなネーミングを持っていることが分かる。でもなぜか日本語では「鍬」確かに力強い道具だとは思うが、力の象徴ではない。どちらかというと、お百姓さんの象徴だ。コメツキムシ、ウチワムシ、コガネムシ、カマキリと、とにかく地味だ。なんというかムシの面目丸つぶれ的なネーミングのオンパレード。さらにもう一歩踏み込んで、翻訳した言語でグーグルの画像検索をすると、さらに面白い。
 ドイツ語で調べれば、ドイツ車のようなクワガタムシ、イタリア語で調べればイタリア車のような、と文化の底を流れるデザイン感覚の源流を感じられる。
a0028360_1323227.jpg

 そして日本。やっぱりアレですよ、地味。さすが軽自動車の国だなと思いますね。もうなんかあきらめと小さな幸せが同時にやってくるような軽いインパクト。「宝くじで5万円が当たったけど、どの程度喜んでいいか分かりませ~ん。」的な国民感覚がクワガタムシの背中に宿ってるような気がします。
 そんなこんなで「もういいよオレ、スタッグビートルなんて所詮オレには似合わないな、クワガタでいいですよ、クワガタで。」そんなことを呟きつつ、今日もクワガタムシはオオアゴを振り回して雑草刈りに勤しんでいるのです。

念のための謝罪文:なんとここにアップした、マダムバレル、コガネノミセなどのメルヘンな話しを昆虫学的な話しと誤解している人がいたようで・・・スミマセン。
この文章はフィクションとエッセイが合体した創作です。私の視線が捉えた、寝落ち寸前の脳内スケッチのような内容でございます。
[PR]
by hikosukeA | 2013-04-03 13:03 | ●オブジェ・イラストなど
<< アリダカール 体長36mm マダムバレル 体長126mm >>