きんぴら鶏ゴボウ丼
 鶏のもも肉を焦げ目がつくまで炒めたら、包丁でみじん切りにした唐辛子2本と、茹でたゴボウを加え、酒、味醂、醤油を注ぎジュワ〜とひと煮立てし、中火で煮切ったら。山椒を軽くひと振りしてご飯に盛りつけて出来上がり。
 と、ここでちょっと躓づいた。ごぼうは30cmほどの長いササガケで厚みもあるので、思いのほか形状の復元力が強く、盛りつけが上手くいかないのだった。
 そこでご飯の盛りつけは椀の口縁から3cmほど下までにして、長いゴボウをパスタの要領でくるくるとフォークに巻き取りご飯の上に盛りつけてみた。なんとか納まったように見えたが、ご飯の上で渦を巻くゴボウをじっと見ていると、時おりズズッと動いている。珍しいのでそのまま見ていたら、ゴボウの尖端がアンドロメダの渦からはみ出して、草月流の活け花か、壊れた竹カゴのように、やたらと侘び寂びの強い不気味な形態になってきた。そこで手早く鶏肉の乗せゴボウを押さえ込み、口縁から飛び出したゴボウは尖端を曲げて椀の内側にねじ伏せた。それでもまだ飛び出してくる頑固な寝癖のようなゴボウがいるので、予定外の紅ショウガを使い、丼の縁にギュッと押さえ込んだ。
ちょっと奮闘していまったが、これでなんとか完成。
若干の食べづらさはあるものの、土手っぷちで昼寝をしているようなゴボウの香りと、久々に食べるタンパク質の旨味が達成感を刺激するのだった。
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※ マネして作りたいと思う方は、ゴボウを細くササガケにすることをおすすめします。プツプツと星雲内の星のように点在しているゴマのようなものは唐辛子の種です。そうとう辛いので苦手な方は気をつけてください。
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by hikosukeA | 2014-01-16 12:56 | ●食事と酒と
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