昭和40年代の立ち食いうどん、かも知れない。
 今朝は時間がないので手抜き料理でいいや、と思い、冷凍うどんに手抜きの汁。汁は沸かしたお湯に醤油を適量、ひと掴みのかつお節、砂糖適量を入れ、そこにそっと卵を落として4分ほど茹で、レンジで温めた麺を丼に盛り、汁とネギと七味とおぼろ昆布を入れて出来上がり。
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 そしてズズッと最初の一口、そして「え!?」
ずっと以前から、何度作っても届かなかった昭和の個人経営の立ち食いうどん屋さんの味。化学調味料を使うと少し似てくるけど、それだけでは何かが違う。寒い朝、湯気の立ちのぼるうどん屋の前を通るとユラリと香る、立ち食い独特のかつおの風味。商店街にはキャンディースの曲が流れ、往来を行き交うトラックからは都はるみの曲が聞こえていた、あの時代の立ち食いうどんの思い出の汁。その汁が目の前に出来上がっていた。しかしね、まさかカエシそのものが必要なかったとは・・・。
 カエシやダシの取り方を工夫した、奥行きの深い汁とはまるで別のものだけど、これはこれで香りの抜けがよく舌にやさしく、生の味を残しながら広がる醤油の香りがたまりません。何でいままで気がつかなかったのだ・・・「彦さんは、うどんも手打ちで汁もカエシからつくるんですか?本格的ですねぇ」なんてよく言われるけど・・・ということは、みんな今日みたいな作り方で作ってるんだろうか?きっとそうだよな、くそ〜ぅ・・・と思いつつも、いやぁ、まいったわ、いや寝起きで舌がおかしかったのか?いやでも美味しかったわ、やられたわ。
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by hikosukeA | 2014-01-23 09:07 | ●食事と酒と
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