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フルスクラッチ
 最近インターネットの模型サイトで知ったのだが、模型愛好家の世界ではゼロから模型を作りだすことをフルスクラッチと呼ぶらしい。あえてフルスクラッチと呼ぶと、どこかガテン系で大変な労働を強いられそうな気がする。だが考えてみればわたしの仕事はいつでもフルスクラッチ。特に立体作品を作る時は、右に彫刻、左に模型と、オブジェの両雄を視界の片隅に捉え、自分なりにフルスクラッチの文法を考えている。
 彫刻は小さな作品になると彫刻の尊厳のような何かが薄れてしまって魅力が半減。フルスクラッチの模型はフォトリアリズム限定の価値観で制作されるので、ひたすら工業的な技術ばかり目立ってしまう。それともう一つ、忘れてはいけないのがオモチャ。特に古いブリキのオモチャには逆らえない魅力がある。わたしとしてはその魅力のトライアングルの中間あたりで、美味しいところだけをつまみ食いするような作品を作りたいと思うのだが、ナカナカ巧くいかない。これもその一つ。
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「ミニカー1号」全長80mm 立体作品
2009年4月 彦すけあ
紙バンド/光硬化パテ/エポキシニス/ホック(タイヤ)/タミヤ・エナメル塗料
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by hikosukea | 2009-04-09 13:56 | ●オブジェ・イラストなど
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